ふく。の日記

誰にも気付かれないような風に運ばれ、君は何処へ、僕は何処へ、気付かぬまま、また別の道

FLESH AND BLOOD / POISON

今夜は、僕の中で「とても懐かしい」「決定的な傑作までは行くかなどうかな、でも絶対に外せない」アルバム

ポイズンが1990年に発表したフレッシュ・アンド・ブラッドー今夜ケモノのようにーを紹介したいと思います。

 

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実はこのアルバム、日本盤の初回ジャケットは、アルバムタイトルのタトゥーから血がしたたるようになっているのですが、その後はその部分が修正されているようです。

 

◆当時のヒット状況(全米ビルボード)◆

アルバム フレッシュ・アンド・ブラッド 第2位(アメリカで300万枚売上)

シングル アンスキニー・ボップ 第3位(年間32位)

シングル サムシング・トゥ・ビリーヴ・イン 第4位(年間78位)

シングル ライド・ザ・ウィンド 第38位

シングル ライフ・ゴーズ・オン 第35位

シングル フレッシュ・アンド・ブラッド 不明(Wikipediaではシングルカットとの記述があるが、ベスト盤ではシングルとしてはヒットしていないとあるので、チャートインしていない可能性あり)

 

僕にとってポイズンは、楽曲としてはエヴリー・ローズ・ハズ・イッツ・ソーンやナッシング・バット・ア・グッド・タイム、アイ・ウォント・フォーゲット・ユーから入りましたが、アルバムはここです。

当時、下手下手下手下手言われていましたが、このアルバムを聴く限り、ブレット・マイケルズのボーカルが「味があるスタイル系」である以外は、普通に上手いと思って聴いていました。勿論ブレット・マイケルズも好きなので、僕の中ではカッコ良くて親しみやすいハードロックバンドです。

 

当時はね、ナッシング・バット・ア・グッド・タイムのヒットの後にどんな曲が来るかと思ったら、決して速くはないアンスキニー・ボップで来たので、これは相当楽曲に自信があるな、と(思った訳ではないのですが、今はそう思います)。

見事にヒットして、さすがはポイズン。

次のシングル、サムシング・トゥ・ビリーヴ・インはPVも秀逸で録画して何度も何度も観ていたせいか、ロングヒットしていたと言う印象ですが、年間チャートを見るとそこまででもありません。

 

当時高校生だった僕は、ビートルズが好きだと言う噂で声をかけてきたクラスメートから洋楽をすすめられ、自転車を走らせて学校の帰り道、毎日彼の家でカセットかビデオでハードロックを中心とした洋楽に触れていました。

ボン・ジョヴィデフ・レパード、カンズ・アンド・ローゼス、ウォレント等々。

その中に、ポイズンもしっかり名を連ねていた。

友と二人で自転車を走らせながら、

でたらめな英語でポイズンの曲を歌い、早く友の家でポイズンの曲を聴きたいな、とかそんな感じだった。

華やかな彼らのPVや楽曲に夢中になって陽が落ちるのも忘れていると、彼の家の黒電話が鳴って、それは僕の母からの「早く帰ってきなさい」と言う連絡だった。

 

今も、このアルバムを聴くと、そんな青春時代を思い出したりもする。

 

そんな僕にとって、このアルバムで前述の曲以外に紹介したいのは、やはりLIFE LOVES TGAGEDYかな。ホワイトスネイクのNOW YOU'RE GONE的に静かに始まりながらドラマティックに盛り上がる超名曲。歌も演奏も充分カッコ良い。

僕はね、L.A. GUNSもこのPOISONも、他のハードロックバンド同様大好きなのであります。

 

音楽、いいですね!