ふく。の日記

誰にも気付かれないような風に運ばれ、君は何処へ、僕は何処へ、気付かぬまま、また別の道

OPERATION:MINDCRIME / QUEENSRYCHE

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僕にとって初めてのへヴィ・メタルとは、

 

実はIRON MAIDENでもJUDAS PRIESTでもなく、

 

その次世代の旗手として注目を集めていたQUEENSRYCHEだった(と言うほど大げさな気持ちでは聴いていなかったが…)。

 

まあ、きっかけは簡単です。

 

当時、深夜放送していたMTVヘッドバンガーズボール。

 

ここで緊張感あふれる映像に乗せて流れていたEYES OF A STRANGERやI DON'T BELIEVE IN LOVE。

 

映像の中で繰り広げられるドラマと、バンドのカリスマ性、

 

ジェフ・テイトの印象的なハイトーンボーカル。

 

そして何より、

 

確かな技術によるタイトな演奏と、楽曲のキャッチーさ。

 

すっかり彼らの虜になった僕は、高校生の時点で彼らのCDを購入した。

 

いや、多分近所のレンタルレコード店には彼らのCDが無く、どうしても聴きたかったんだと思う。

 

自宅でドキドキしながらCDをかけると、

 

何やら怪しげなSEに導かれ、

 

スコットロッケンフィールドの「行進」しているかのようなドラム、

 

アルバムジャケットそのものの群衆の声、

 

拡声器から群衆を煽るような声、

 

ニゾンで奏でられる2本ギター、

 

おおおおーーーー

 

おおおおおーーーー

 

なんだか凄そうだぞこれはー、

 

クリーンなトーンのギターから、

 

刻むビート、

 

高鳴る鼓動、

 

とまあこの緊張感がずーーーーーーーーーーっとアルバムまるごと続く、

 

という稀有なアルバム。

 

しかもラストは、今となっては確かにそう言うラストかもしれないが、

 

当時は鳥肌でした。

 

いやほんと、どの曲も良いし、

 

コンセプトアルバムとしての一体感もあるし。

 

発売後30年経った今でも、

 

僕の中で「HM/HRのコンセプトアルバムと言えばコレ!」の大傑作なのです。

 

ちなみに当時は、アルバムがビルボード週間チャートで56位止まりも、最終的にはプラチナムを獲得。

 

シングルは、EYES OF A STRANGERが35位(え、そんなに上昇したの!?すごい!!)。

 

ヒットチャート上は次作「EMPIRE」でブレイクするんだけど、

 

個人的にはコレ!!

 

って言うか、コレ1枚で、他を理解するところまで到達出来てません!

 

で、

 

元々のCDも良いですが、

 

SHM-CDも凄く音が良かった(SHM-CDと言うよりリマスター効果かな…わかりません…)ので、

 

初めて聴くならそちらがオススメ!!

 

とにかく、

 

ウ〇ンコ漏れちゃうくらいの傑作だと僕は思います。

 

僕の中では全く色褪せません。

 

このまま死ぬまで色褪せないと思います!

 

音楽、いいですね!

 

※1988年発表作品