ふく。の日記

誰にも気付かれないような風に運ばれ、君は何処へ、僕は何処へ、気付かぬまま、また別の道

テイラー310

今回は、

テイラー310、僕のギターを紹介します。

こちら👇

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現在は生産終了(らしい)。

買ったのは2003年だから、もう17年くらい前。

たまたま入った地元の楽器屋さんにテイラーシリーズが沢山置いてあって。

当時はまだテイラーって珍しくて、市内ではここにしかない、って店員さんが言ってた。

 

 

ふーん。

そうなんだ。

って。

 

 

一番安かったこのモデルを手に取り、弾いてみた。

ジャカジャーンッ!!

えっ…??

ポロローン。

えっ…??

おちょ、待て。

 

 

鳴りは大胆に、アルペジオは繊細に、そんなサウンド

こ、これは…。

横の高いモデルを順番に弾いてはみたものの、

やはりこの最も安いモデルが僕の好み。

大げさな言い方かもしれないが。

時が止まった。 

 

 

ビビッと電流が走った。

 

 

とりあえずその日は帰宅したものの、

これは後悔するんじゃないかと、

恐らく翌日なのか翌々日くらいに再訪し、購入を決意。

確か、17万円くらいだったかな。

もう忘れた。

どうでもいい。

 

 

僕が弾いたのは試奏用との事で、お店が新品を取り寄せてくれたのだが、

僕は試奏用をそのまま購入。

「え??これで良いんですか?」

「はい、このギターが良いんです」

だって、

僕が惚れたのは、試奏したこのギターだからね。

試奏用で他に誰が弾いたとか、

どうでもいい。

 

 

 

以来、

1300CCのデミオ(家庭の事情で既に売却)に積み込んで、

あちこちにこのギターを持って行っては、共に過ごした。

ライヴ後の打ち上げに参加すると、

そのまま駐車場で、このテイラーと車中泊

添い寝、ね。添い寝。

雪が降った日なんて、そりゃもう寒くて寒くて。

何か、そんな風に雑に扱ったせいか、

買った時より繊細さは後退した気もするが、

どうでもいい。

 

 

エレアコではなく純然たるアコギなので、

ライヴの時はピックアップを付けて、

最初はDIもかましていたが、

繋いだら何やっても電気の音なので、

DIが壊れたら直にして現在に至る。

エフェクターで加工したらコイツじゃなくなっちゃうし、

だから、それもどうでもいい。

 

 

それから。

買った時は真っ白(←言い過ぎか…)だったのに、

いつの間にかだいぶ褐変してきたような気もするが、

それも、

どうでもいい。

 

 

とにかくあれです。

あれもこれもどうでも良くて。

とにかく大切な事は。

コイツは僕の戦友、

って事。

同じ言語で話した事は無いが、

親友でもあるような気がする。

 (上手く言えないけど、相棒とはちょっと違う感覚)

 

 

ま、ありがちに名前なんか付けたりもしていない不届きな持ち主ですが。

きっと許してくれているだろう。

 

 

僕が死んだら一緒に棺桶に入れてくれ。

頼むぜオイ。

 

 

そんな、

テイラー310の紹介でした。